第21回鉄道模型ショウ’99 リポート



7月31日(土)今年も行ってきました。模型ショウ!というわけで、思いっきり主観交えたリポートをします。写真も撮ってきたんですが、やっぱり下手ですね。でも雰囲気くらいは分かっていただけると思います。
HOの展示もありましたが、私、N専門なので、Nのみのリポートとさせて頂きます。なお、空欄部分は覚えていません。申し訳ありません。


KATO
形式 タイプ 新/改 発売時期 価格 写真/コメント
EF60   新製品 発売中! \6,200
フライホイール動力搭載。クイックヘッドマーク付き。
20系  さくら 新製品 9月 \12,400
7両セットのうち、3両は新形式。
583系 7両基本セット 改良品 11月 \15,300
この間、再生産された485系と同じようにパンタ回りがすっきりした。   
583系 2両増結セット 改良品 11月 \2,900
583系 サハネ581 再生産 11月 \1,200
583系 サシ581 再生産 11月 \1,200
EF81 カシオペア 新製品   未定
まあ、無難な出来かな。
E26系 カシオペア 新製品   未定
金型テストカットのみ。
700系 のぞみ 新製品   未定
金型テストカットのみ。
ED75 一般型 改良品 9月 \5,800
フライホイール動力搭載!
ED75 耐寒型 改良品 9月 \5,800
キハ52 首都圏色(M) 新製品        
キハ52 首都圏色(T) 新製品      
167系 田町色 新製品 未定 未定
ラウンドハウス製品。ボディーは165系流用のため、実車の通りの幅狭ドアではないというのがちょっと残念。

最近、再生産品が少なくて、欲しい人に行き渡らないなんて、非難もあるようだけど、僕はやっぱりKATO製品好きだなあ。TOMIXとの競作の場合もその時の出来具合によるけど、やっぱり、KATOをチョイスすることの方が多いかな。で、今回なんだけど、製品化要望や意見を自由に書きこめるノートがおいてあったり、下半期に発売される製品についてのアンケートをやっていたり、KATOはKATOなりに頑張ってるようです。私も製品化要望書いてきました。何を要望したかは内緒。


TOMIX
形式 タイプ 新/改 発売時期 価格 コメント
ED75 トミー75周年記念セット 限定品    
EF81 カシオペア 新製品 未定 未定
試作品があったけど、EF81の前面の黄色がくすんでる感じがした。 
E26系 カシオペア 新製品 未定 未定
700系 のぞみ 新製品 未定 未定  
EH500   新製品 未定 未定  
103系 4両基本 改良品 10月 \11,000
KATOと同じ5色がラインナップされる。でもどうして今、103系なのかな?KATOので十分じゃん 
103系 2両増結 改良品 10月 \3,000
103系 サハ103 改良品 10月 \1,400
DE10+50系 ノスタルジックビュートレイン 新製品    
14系  サロンカーなにわ 改良品 9月 \15,500 現在の実車とおり、窓枠が黄色になって登場。
165系 湘南色 新製品    
大目玉。サロも製品化。サロは妻面もツートンカラー。
白色室内灯    新製品 未定 未定
待望の白色室内灯。まだ試作段階だったが、今後はよりリアル鉄道シーンの再現が可能に!
走行サウンドシステム   新製品 未定 未定
クリーニングレール   新製品 未定 未定 レイアウトの中にその線路を組み込んでおくだけで、動力車輪がクリーニングされる。

走らせるだけで、線路がきれいになる。従来の193系クリーニングカーのように線路をガリガリ削らないらしい。
クリーニングカー    新製品 未定 未定

なんか最近、TOMIXって分からないな−。昔は結構、競作があってもうまく、KATOと住み分けていた感じだったけど、今回のはみんな、バッティングしてるし。ていうか、わざとぶつけてきた感じがするんだよね。しかも、以前から出すといってたE3系「こまち」については今回の模型ショウでもなしのつぶてだし...。どうなってるんだろう?


GREEN MAX
形式 タイプ 発売時期 価格 コメント
京急2100系 4両編成トータルセット Now On Sale!  \11,000
塗装済 台車、動力ユニット、パンタグラフ付。  
京急2100系 4両編成基本セット Now On Sale! \6,400
京急2100系 増結用中間車4両セット Now On Sale! \5,300

塗装済セットを出し始めてから、だいぶたってきたが、年々、良い仕上がりになってる。ここまでくると、僕もGMに手を染めちゃおうかな。


MODEMO
形式 タイプ 新/改 発売時期 価格 コメント
キハ30 補強板なし 一般色 新製品 8月 \9,800 2両セットで買い求めやすくなっている。
キハ30 単品 新製品 8月 \3,000  
キハ35、36 補強板なし 首都圏色 新製品 11月 \9,400 2両セットで買い求めやすくなっている。
キハ35 単品 新製品 11月 \2,800  
土佐電鉄 600型 JASレインボーセブン号 新製品 10月 \6,200 JASレインボーセブン号の広告電車。
江ノ島電鉄 100形   新製品 11月 \6,200  

最近、のりのりだよね。長谷川製作所ことMODEMO。KATO、TOMIXの隙間を行くって感じだが、かといってそんなマイナーな車種の模型化ではなく、キハ30とかキハ35なんていいとこついてきてるよなー。エンドウから譲り受けたTOMIXのブラスシリーズじゃねえ。その点、MODEMOはプラ製、製品のでき具合も前照灯も点灯するし、KATO、TOMIXに決してひけをとらない。値段もやや高めな感じもするが、このくらいなら、こなれているし。今、注目度NO1のメーカーかな。


総括

今回は、KATOとTOMIXの競作ばかりが目立った感じであった。ユーザーにはいい方が選べるという利点もあるけど、今のNゲージってメーカー数も多くない、っていうか結局のところ、完成品はKATOとTOMIXの2社になるでしょう。まだまだ、模型化されていない車種も結構多い中、競作になる前にもう少し考えてよ。例えば、700系じゃなくて、どちらかはE4系にするとか、その方が、ユーザーも喜ぶんじゃないかな?っていうか僕はその方がいいなあ。まあ、両社が事前協議するとも思えないけど、メーカーにとっても、決して多くないNゲージユーザーが割れてしまうリスクっていうのはないのかな。700系なんてオタフク顔でただでさえ人気ないんだから、両社から1編成ずつ2編成揃える人はすくないだろうし...。その他にも、カシオペア、165系、103系...。どれもみんな競作。


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