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日枝神社奉納・しめ縄造り
  (平成24年12月2日)
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今年もしめ縄造りの季節がやってきた。

今年の山王クラブしめ縄造りは12月2日(日)、午前8時30分から、30数名の

部員が参加して行われた。

まず日枝神社から頂いたお神酒で汚れた(?)身を清めて作業にかかった。

藁打ち、回し、霧吹き、選り、藁だし、編み、移動、はさみ、等しめ縄作りの工程は幾つも

に分かれている。


今年も藁は伊藤商会の社長が手配し運んでくれました。

山王クラブがしめ縄造りを行うようになった、三十猶予年前から一貫して無料で手配し、

運んでくれています。

藁には霧を吹きかけ、二人一組で藁を打つ。

打たれてしなやかになった藁を、女性部員や年老いた男性部員が世間話をしながら

すぐる。

すぐられて綺麗になった藁が、しめ縄を編む編み手達に渡され編まれていく。

まず、しめ縄の中心部分となるところを編む。13本の綺麗に揃った藁を1組にし、25組

作る。そして細い藁で編んでいく。さらに13本1組の藁を反対側から差し込んで

25組編みこんでいく。すると菰のような物が出来る。

この作業は難しい技術を要し、小金井部員や大木翁に託することが多い。

尚、お稲荷さん用の細いしめ縄は7本1組で17組用意する。

中心となる部分が3組編みあがったら、いよいよ本体のしめ縄を作っていく。

今年の編み手には山本氏子総代の息子さんの尚孝さんや、焼き鳥「だるま」を経営する、

重田さんが助っ人として来てくれた。若くて力があるので、良く締まった立派なしめ縄が出来た。

新婚ほやほやの本木夫婦は皆より遅れて到着した。日曜日の朝の新婚さんは、

起きるのが遅れるようだ。

大きい方のしめ縄2/3が出来た所ではや昼食となる。

昼食は居酒屋「おばこ」のマスターと女性部員が作ったおいしいかき揚げうどん、

かき揚げ蕎麦が振舞われた。

午後3時前には2本のしめ縄が完成した。編み手が良かったのか、出来上がりは

バランスが良く素晴らしいしめ縄が出来た。

その後山王会館で反省会を行い、女性部員が作った心尽くしの手料理を

ご馳走になりながら出来栄えを称えた。

毎年、しめ縄の形が少しづつ違うがそこがまた手作りの良いところ。

とにかく、同じ町内に住む人達が集まって、ワイワイガヤガヤ言いながらやれることが

最高なのだ。