鉢山の職業体験とは
1.鉢山中の職業体験の特徴
@ 5日間の長期職業体験を2年生で行う。
A 職場訪問・職場体験は、なるべく生徒の第1希望を実現する。
B 中学校生活3年間を通して、計画的に学習していく。
2.なぜ、上記のような特徴を含んだキャリア教育を始めたのか。
本校がこのキャリア教育を開始したのは、今から3年前のことになる。そのきっかけは「総合的な学習の時間」の使い方からであった。その当時、各中学校では「総合的な学習の時間」をどう使っていくかということで悩まれたことと思う。
本校も例外ではなく、その使い方については各学年に任され、国際理解や環境学習などを単発的に行い、お茶を濁している状態であった。生徒の方も総合の時間にはあまり興味を示さず、苦痛な時間になりつつあった。また、学年間の連絡調整もないままなので、似たようなことが毎年のように繰り返される状態でもあった。この時間が導入されて一年後、本校ではこの時間をもっと身のある物にできないかと考えた。そこで出てきたのが「キャリア教育」であった。国際理解や環境教育などは、大部分の教師が素人である。それゆえ、どうしても平板な説明が多くなり、授業もおもしろくなくなる。それに比べて「キャリア教育」は今までやってきたものであるから教師もやりやすい。(以前から1日程度の職場体験は実施していた。)しかし、総合で扱うほど重要なものなのかという疑問もあったので、ハローワークなどの方などに「キャリア教育」の必要性があるかを聞いてみた。
そのころが、ちょうど若者のニート現象が始まった頃でもあり、これから必ず必要となる分野だという示唆をいただき、実践することを決定した。ただ、以前からやっていた職場体験にもいくつかの問題点も上がっていたので、それを検証していった。その結果、作り上げられたものが上記の特徴なのである。